第6回宝山寺福祉事業団研究発表会(福祉現場からの報告) 2002.12.14 生駒市コミュニティセンタ文化ホール(13〜17時)12時半開場受付開始(参加無料・事前参加申込)
宝山寺福祉事業団が広く市民に公開する職員の実践研究報告会。

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総合施設やすらぎの杜延寿生活相談員 壹岐 誠

即応性のある計画の必要性を考える (チャンスを生かす科学的根拠のあるケアを目指して)
始めに
介護保険が始まって高齢者への援助の質の向上やより良い生活や自立への援助が言われている。特に施設入所後の利用者については生活環境の変化や様々な家族関係のなか特殊な環境での生活を強いられていると言える。現在の様々な制度での生活の中、介護保険にうたわれているような、慣れ親しんだ自宅などでの継続した生活は難しく、施設での生活を選択せざるを得ない状況が入所希望申請者の数で察することが出来る。そんな中、施設での生活は自宅での生活のように、選択性の保たれた自主的な生活様式が形成できるように提供されるべきでしょう。そんな中、施設では多数の利用者のニードを限られた人数でより効果的に、効率よく援助できるように日々行なわれている。しかし業務の中で本来の個別性を重視した援助が画一的な援助や業務に陥りがちで、その中計画をたて、計画に基づいた援助などを行なうことは利用者のニードの把握や個別性にあった援助など再認識させ、画一的にならないようにすることや、ニードの変調への気付きがより出来るようにする一つの側面も持っている。今回、脳梗塞でADL状態の変化や家族状況が変わった中、心理状態が不安定で正確なニードが把握しづらく、より個別性にあった援助方法を模索している中、身体状態の急激な悪化で死去に至ったケースを経験し、即応性のある計画と援助の実践の必要性を感じ、振り返りを行なう中で施設での計画の重要性について再認識することが出来たので発表する。